自社でインフラを構築し、運用をする会社が少ない中、当社は、サーバー類の選定・購入から運用・監視まですべてを自社で行っています。外部に頼らず、ノウハウを独自に築き上げてきた会社なので、身につくスキルの幅も広いのがメリット。つい3ヶ月ほど前にネットワークを10倍のトラフィックに耐えるものにグレードアップしたのですが、このプロジェクトでは、ネットワーク機器の知識やネットワークを設計・構築するスキルも身につきました。
常に心がけているのは、コンテンツがストレスなく動く環境を構築し、維持・運営すること。企画やシステム、デザインの担当者たちが想いを込めて完成させた恋愛ドラマアプリも、それを安定して届けるインフラがなければ、ユーザーには何も伝えられませんし、ビジネスとしても成り立ちません。そうした自覚と使命感を胸に仕事をしています。

リソースの監視は怠りません。サーバーへのアクセスが増えてくるとリソースが不足し、最悪の場合はサイト自体が落ちてしまうからです。こうしたケースを避けるためには、アクセス解析を通じたサーバーの増強を的確に行うことが必要となります。また、システムを2系統用意するなどの冗長構成もポイントの一つ。ちなみに、サーバー数は会社の成長とともに増えており、入社当時から比べると約5倍になっています。
恋愛ドラマアプリがストレスなく動く環境を維持していくために、必要な手立てと平行して行うのが、コスト削減につながるインフラの最適化と運用の効率化です。インフラグループの仕事は利益を直接生み出すためのモノづくりではありませんが、最適化と効率化を究めていくことで間接的に利益を生み出せます。業績への貢献も感じることができるのです。

ボルテージのインフラエンジニアの魅力は、自社コンテンツを広めるためのインフラ構築に携われること。世の中にインフラに関する仕事はたくさんありますが、同じ会社の仲間がつくった大切な作品を、それを待ち望んでいるユーザーに届けられる仕事は多くはないと思います。同じフロアで、同じ年代の企画制作やデザインのメンバーと常に意見や提案をぶつけ合いながら仕事ができるなんて、それだけで面白いと思いませんか。
これからの目標は、最新のハードウェアなどの中で、これを使いたいと思うものは会社に提案していくこと。それが良い提案なら受け入れてくれる土壌が会社にあるので、積極的に発信していきたい。安定稼動が使命だという点から保守的になりがちなインフラの仕事ですが、チャレンジ精神を忘れず、リスクを恐れず、新しい技術を取り入れてボルテージのコンテンツをより多くの人に快適に楽しんでもらうための基盤をつくっていきます。